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受注巻き返しなど追い風、新鋭機の実力とは 【英国ファンボロー=伊藤学】ボーイングとエアバスという航空機産業の二大巨頭が長らく二分してきた100席以上の単通路機の業界地図を塗り替えるべく、カナダのボンバルディアが開発したCシリーズ。ボンバルディアは、リージョナルジェットやターボプロップ機などでグローバルなサポート網を構築するなど、もともと世界の航空市場から信頼は厚い。それでも二大巨頭と戦いを繰り広げるのは、並大抵の勇気と自信がなければできない試みだ。 この100席から150席の単通路機市場カテゴリーは、言うまでもなく今後もっとも伸びるマーケットだ。エアバス、ボーイングも多くのリソースを割いて激闘を繰り広げているなか、中国、ロシアといった航空機産業新興国も、参戦してきた。カナダ航空機産業の威信と将来をかけて開発されたCシリーズは、まさに航空機産業史に大きな足跡を残した一機となったことは間違いない。 ※写真1=CS100型機の試験飛行5号機 ※写真2=飛行中のCS100型機。眼下にファンボローの街並みがひろがる ※写真3=CS100型機のPW1500G ※写真4=客室は明るくゆったり ※写真5=座席も広く快適だ ※写真6=単通路クラス最大の大型の窓が特徴 ※写真7=オーバーヘッドビンもゆったり ※写真8=コクピット内部
by wingnews
| 2016-07-12 12:20
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