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787で味わった生みの苦しみ、問題山積みからの逆転劇 ボーイング民間航空機部門マーケティング北東アジア営業本部シニア・バイス・プレジデントのイーサン・モニィアー氏がこのほど来日して本紙のインタビューに応え、777Xの受注獲得に成功した全日空(ANA)の広胴機選定における売り込みキャンペーンについて、「今回のキャンペーンは非常に厳しい戦いだった」と振り返った。 日本市場では昨今、エアバスが猛攻をかけていて、JALからA350XWBの受注を獲得するなど、ボーイングの牙城である日本市場に大きな変化が訪れた。しかしながら、ボーイングも巻き返しを図り、ANAの大型機選定では、ボーイングが開発中の777Xを受注することに成功。ANAは今年7月末、広胴機として777-9Xを20機、787-9型機を14機、そして777-300ERを6機、計40機の契約をボーイングとの間で交わした。 ※写真=インタビューに応えたイーサン・モニィアー上級副社長 ※画像=ボーイングが開発中の777X。ANAから受注を獲得することに成功(提供:ボーイング) WING DAILY 2014年11月27日号(木曜日)第3200号 <HEADLINE NEWS>------------------------------------------ ★ボーイング、ANA広胴機商戦は「非常に厳しい戦いだった」 787で味わった生みの苦しみ、問題山積みからの逆転劇 ………大攻勢のエアバス、野心的目標に「グッド・ラック!」 ………ボーイングにとって「日本は王国に非ず。家族関係」強調 ………混迷する日本の空、レガシーと中堅・LCCの棲み分け進む ………A330neo、「顧客の問題を解決する商品なのか」と疑問 ………中露など新興国台頭、販売の鍵は「カスタマーサポートなど」 ………新興国台頭は「我々自身が強くなる」 <航空関連ニュース>----------------------------------------- ★JAL10月国際線旅客1.6%減、利用率75.7% 米・中線増加も韓国・欧州・東南アジア線減少 ………国内線旅客0.3%減、利用率は71.6% ★バニラ、年末年始に奄美大島・新千歳臨時便運航 ★ANA、那覇空港に国内線SUITE LOUNGEを設置 羽田に続き2ヵ所目、ほかの大都市空港も設置視野 ★ANA、国内線プレミアムクラスの機内食を刷新 温かい食事を提供、那覇線でデザートサービス ★JAL、スカイオーベルジュBEDDなど機内食刷新 AIRスープストックトーキョー提供 ★羽田、愛媛県主催のえひめフェア開催 <防衛関連ニュース>----------------------------------------- ★日米共同統合演習にB-52爆撃機が参加 米空母ジョージワシントンも参加、日米艦隊航行を披露 ★嘉手納のF-15がグアムへ訓練移転 12月3日から19日までの予定 <海外エアラインニュース>---------------------------------- ★ノックスクート、機体デザインと制服を発表 機体は冒険心を制服は親近感と効率性を重視 ★エティハドとアリタリア、共同運航拡大 新規にヴェネツィア、ミラノーアブダビ線で <旅行関連ニュース>----------------------------------------- ★10月の港別日本人出国者、首都圏2空港も2.4%減 関空など主要空港も減少幅拡大、地方も厳しく ………10月の外国人入国者数、九州や関空で約5割増加 ………首都圏2空港は24%増、秋田や青森空港は2.4倍 ●訃報 国交省の舩曳義郎氏、旧JAS社長の子息
by wingnews
| 2014-11-27 14:13
| WING DAILY
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