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ANA過去最高の営業利益、JAL減益で下方修正 航空大手2社の2016年4-9月期中間決算が出揃った。ANAホールディングスは営業利益が過去最高を更新した一方で、日本航空(JAL)は営業利益は2割減少し、通期業績予想で下方修正するなど大きく明暗を分けた。両者ともに原油安で燃油サーチャージ収入減で減収となったものの、ANAは燃油価格減によるコスト減で利益増、JALは中国線の需要が悪化などが影響して旅客収入が減少し、人件費の増加が利益面に影響した。 ■ANAHD、国際・国内単価低下で2.9%減収 燃油安・費用削減で営利・経常が過去最高に ANAホールディングス(ANAHD)の2016年4-9月期グループ連結決算は、平子裕志取締役によると、国際線は燃油サーチャージ収入の減少などで単価が下がったことや、国内線では熊本地震による旅客減の影響によって、売上高が前年同期比2.9%減の8849億円となった。営業費用は燃油市況の下落や費用削減の推進によって3.5%減の7954億円となった。そのため利益面では、営業利益が3.2%増の895億円、経常利益が0.6%増の834億円、四半期純利益が6.4%増の574億円と減収増益で、営業利益・経常利益は同期として過去最高となった。 WING DAILY 2016年11月01日号(火曜日)第3653号 <HEADLINE NEWS>------------------------------------------
★航空大手2社中間決算、大きく「明暗」分ける ANA過去最高の営業利益、JAL減益で下方修正 ■ANAHD、国際・国内単価低下で2.9%減収 燃油安・費用削減で営利・経常が過去最高に ………航空事業売上2.4%減、営業利益4.4%増 ………国際線サーチャージ収入減、旅客増も収入伸びず ………国内線、旅客・単価減少で収入1.7%減に ………バニラ、LCC他社との価格競争で売上約5億円減 ………旅行事業、九州・北海道など集客低調 ………国際商品はシドニー好調も、欧州が減少 ………通期見通し、当初予想から売上高を下方修正 ■JAL減収減益、燃油サーチャージが収入減 中国需要も悪化、営業益310億円減に下方修正 ………国際線、サーチャージ減で単価が8.1%減に ………国内線、競合社との価格競争で単価1.6%減 ………ジャルパック、営業収益0.8%減、国際線旅行減に <航空関連ニュース>----------------------------------------- ★ANA、グループ顧客関連事業担う新会社「ANA X」設立 AMCから顧客流入促し「ANA経済圏」の確立目指す ★JJP、成田-上海線開設、週4往復便 ★ANA、東京メトロ・熊本電鉄と連携 東京と熊本でスタンプラリー ★ソラシドエア、宮崎県都城市と包括連携協定 「空恋プロジェクト」終了後も地域発展に向け協力 ★JAL、特別塗装機「行こう!九州へ」ジェット就航 「くまもん」など九州のご当地キャラをデザイン ★JAL、訪日向けサイトに韓国語・タイ語サービス追加 合計9言語で日本の観光案内情報など発信 ★ソラシドエア、復興支援機のモデルプレーン発売 九州産素材のブレンド茶も販売、売上の一部を寄付 <航空工業/宇宙関連ニュース>------------------------------ ★Uberが電動VTOL機ライドシェアサービス構想 オンデマンド都市間輸送にイノベーション!? ………世界で進むVTOL研究 ………日本でもNAL時代から現在も研究開発進む ………現エアタクシー事業は採算割れも多い ………VTOL機は滑走路不要など様々な利点 ★三菱重/JAXA、ひまわり9号の打ち上げを明日 ★太陽物理学の謎・彩層加熱問題が定量的に解明 「ひので」と「IRIS」観測で、彩層は波動エネルギー熱化で形成 ★静岡県、航空機産業振興で新たに4社に補助金 ★三菱重工、本社を丸の内へ移転へ 田町にもビル新築、品川、横浜から事業部門移転 <防衛関連ニュース>----------------------------------------- ★派遣海賊対処行動水上部隊が護衛艦1隻に 第27次隊が11月20日佐世保出港 ★海上自衛隊の航空学生募集年齢を引き揚げ 多様で有為な人材確保のため、訓令改正で意見公募 ★日韓秘密情報保護協定の協議を本日開始 東京で外務・防衛関係担当者が参加 <海外メーカーニュース>------------------------------------ ★ボーイング、イントレピッド購入の777-300ERをPALに ★エアバス・ヘリ・ジャパン、西日本空輸にH125納入 <海外エアラインニュース>---------------------------------- ★ターキッシュエア、関空-イスタンブール線運休 関西地区発の旅客需要低迷、来年1月末まで ★春秋航空、掲陽潮汕-関西線と淮安-関西開設を計画 日本初の就航地に、いずれも週3往復便で運航へ ★海南航空、西安-新千歳と長沙-札幌を12月開設へ 新千歳の新目的地に、長沙-ロンドン線も来年4月予定 ★中国国際航空、12月から札幌-北京線を増便 週5便をデイリー化、旺盛な訪日需要受け ★北京首都、青島-モスクワなどを開設計画 青島-ロンドンも来年7月に就航へ ★天津航空、天津-西安-ロンドン線を来年5月に <旅行関連ニュース>----------------------------------------- ★阪急交通社グループ、中間期は減収減益 営業利益6割減の4.1億円、通期予想も下方修正 ………阪急阪神HDのホテル事業、中間期は減収減益 ★エボラブルアジア、ANAと認可代理店契約締結 訪日や民泊で協力検討、ハローツアー等販売協力 <組織・人事>----------------------------------------- ★ANA人事 ※フェイスブック・ウイングニュース https://www.facebook.com/wingnews ※ツイッター・ウイングニュース http://twitter.com/wingnews/
by wingnews
| 2016-11-01 19:00
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