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規模、事業範囲、場所、投資額など詰め 川崎重工ガスタービン・機械カンパニーの山田勝久ガスタービンビジネスセンター長は、このほどWINGのインタビューに応じ、「近い将来、民間エンジン修理に進出すべく、現在、事業規模、事業範囲、修理・整備拠点、投資額などの検討を進めている」と述べた。現在の明石工場、西神工場ではスペースが足りないことは確かで、新たに用地を取得し、試運転場も設けるなどの設備投資が必要なため、時期も見ているところのようだ。越山雄副センター長は、エンジンの機種としてはPW1100G-JMを想定しており、これは共同開発の枠組みの中で日本も修理に参入できる権利を持っていることを挙げた。民間航空エンジン事業では近年、エンジン修理(MRO)にエンジンメーカーが参入することが多くなった。確かに非常に多くの受注を得ている同エンジンの修理は、パイが大きいが、プレイヤーも多くなり、競争もあるだろうが、航空エンジンメーカーとして事業展開で避けられない分野でもあるだろう。
by wingnews
| 2017-03-06 16:05
| WING DAILY
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