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国内初のF-35A配備向け、要員養成とともに運用試験実施
航空自衛隊第3航空団(以下3空団)は三沢基地にあってF-2戦闘機による対領空侵犯措置、航空防衛任務を実施している。三沢基地の基地業務も担当しており、三沢基地所在の空自部隊で最大規模の部隊だ。今年は三沢基地の滑走路工事のため、5月上旬より6月下旬まで滑走路が閉鎖されており、この間、スクランブルは海上自衛隊八戸航空基地から実施。F-2戦闘機の大部分は百里基地に移動して練成訓練を実施したほか、要務飛行や技量維持に使用されるT-4中等練習機は松島基地に移動した。その3空団にとって今年度最大のイベントは、やはりF-35Aが初めて三沢基地に配備されることだ。 3空団司令兼三沢基地司令の今城弘治(いまき・こうじ)空将補は3空団勤務の経験が多く、F-2の部隊建設に参画、空幕でF-2能力向上の企画、F-35A事業推進室長を務めるなど、F-2/F-35Aに関して経験が豊富で、現職に最もふさわしいと言える人物だ。その今城団司令はF-35Aの導入を目前にして、皆がF-35Aに集中することを戒める。F-2が人に例えれば壮年期を迎え、一番実力を発揮できる時期にあり、能力向上改修でさらに能力を高めているという。 ※写真=今城弘治第3航空団司令兼三沢基地司令
by wingnews
| 2017-07-10 13:47
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