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木下社長、「1月中旬に初品頭出し」を計画 長野県辰野町の天竜川ほとりに、IHIエアロマニファクチャリング(IAM)はある。豊かな自然に囲まれたこの地でいま、今後世界の空を席巻していくであろう、プラット&ホイットニー社製最新鋭エンジンのPW1100G-JM用ファンブレードが続々と誕生している。このエンジンを搭載するエアバスのA320neoの受注が好調なことから、PW1100G-JMエンジンの生産も、目下垂直立ち上げに追われている。IHIエアロマニュファクチャリングも、例外なく垂直立ち上げに追われており、同社は急速にその業容を拡大中だ。事実、城前第1、第3工場が整備されるなど、続々と新工場が発足しており、その従業員数も1年4ヵ月前に比べて、約70%増強した。IHIエアロマニュファクチャリングの木下勝彦社長によれば、「今年10月中旬には、箕輪町の他社工場を取得するなど生産体制を更に増強する計画にある」ことを明らかにした。 箕輪町の工場は約3000平方メートルの敷地に、3つの建屋があるとのこと。PW1100G-JMエンジンのファンブレードに組み付けるシースを製造することを計画しており、引き渡し後には各種機械を搬入し、プラット&ホイットニーからのライン認証を得る見通しだ。 ※写真=自然豊かな辰野町から世界を飛ぶ新鋭航空機エンジン部品が誕生している。10月にはこの工場から10分ほど走った箕輪町にある工場を受領する(提供:IHIエアロマニファクチャリング)
by wingnews
| 2017-09-08 14:05
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