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ジヌー社長、「需要の半分以上の受注獲得」狙う エアバス・ジャパンのステファン・ジヌー社長が本紙とのインタビューにおいて、日本市場について「今後20年間で、約500機の市場規模を見込んでいる」ことを明かした。なかでも「単通路機が300機、広胴機は200機ほどを見込んでいる」とし、「この需要の半分以上をエアバスが獲得することを目指す」との意気込みをみせた。 ジヌー社長がこうした強気の姿勢をみせている背景には、実績に裏打ちされた確かな自信があるためだ。かつてボーイングに独占的に支配された世界屈指の牙城を誇った「ボーイング王国」を切り崩すことに成功したのが、ジヌー社長率いるチーム「エアバス・ジャパン」。いまや日系LCCの多くはA320ファミリーを導入し、その各社がフリートを目下拡大中だ。中堅キャリアのスターフライヤーもA320ceoでフリートを揃えている。そして何よりも、大手航空会社の日本航空(JAL)がA350XWBを、全日空(ANA)がA380の導入を決めるなど、中大型機市場にも食い込むことに成功し、日本市場でエアバスに強い追い風が吹いている。ちなみに、ANAはA320neoおよびA321neoも運航中だ。
by wingnews
| 2018-01-11 13:13
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